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ご挨拶

予防から回復まで一貫した医療の提供に努めながら、
地域の医療活動に貢献していきます。

病院長・服部哲也
病院長 服部哲也

日本は医療の進歩に伴い、高年齢化が進んでおり、医療費の増大を引き起こしています。
国は医療費削減のため、慢性期病棟の廃止、老健施設や在宅型の医療強化型介護施設などへの転換を進めようとしています。 そこで問題になってくるのが長期間の臥床による筋力低下や、環境の変化によるせん妄などの発症です。 これらの状態から元気に食事を摂取し歩いて帰れるようになるためには、できるだけ早期から機能回復訓練を始めることと、 十分な栄養が必要です。

当院では、栄養サポートチームを立ち上げ、医師、看護師、管理栄養士、言語聴覚士などが協力して栄養管理をしています。 また平成28年には、新しくリハビリテーション病棟をオープンしました。この建物は4階建てで、2階3階が入院病棟、 4階はリハビリテーション室、1階は退院後も通所でリハビリテーションができるデイケアとなっています。 これにより病院内の急性期病棟にて手術した後、すみやかにリハビリテーション病棟へ転棟し、 より元気な姿で在宅に帰る確率が高まり、予防から回復まで当院で一貫した治療を受けていただくことができるようになりました。

また当院は、人工透析治療の体制も充実しており、他院では難しいとされる寝たきりの患者さんや慢性期の患者さんも積極的に受け入れています。 リハビリテーション病棟と連携して医療やケアをご提供できるので、より多くの患者さんに安心して通院していただけます。
人間ドックなどの健康診断や企業健診、乳がん検診などの予防医療はもちろん、平成29年からは、 退院された患者さんのために訪問リハビリテーションを新たにスタートしました。 これからも「とぎれのない医療」の質を高めながら、地域の医療活動に貢献していく所存です。