2019/12/02
令和元年、12月1日より、下肢静脈瘤センターをオープンいたしました。
下肢静脈瘤は、下肢の静脈の弁が壊れ、心臓に戻るはずの血液が逆流してしまう病気です。
膝やふくらはぎ周辺の皮膚静脈が異常に拡張、蛇行する病気で」よく「足にみみずばれが出来た」と言ってこられます。
症状としては・・・
足が重く疲れやすい
足が張った感じがする
こむら返りが起こる などがあります。
放置してひどくなると、足の皮膚に十分な栄養がいかなくなり
ついには皮膚炎をおこしたり、皮膚が茶褐色になったり、治療が非常に困難な、いわゆる難治性の皮膚潰瘍を形成することもあります。
静脈瘤の大きさ、症状によって治療法が決まります。自分の足を見て静脈瘤に気付いたら、なるべく早めに専門外来を受診してください。
(専門外来日時)
木曜日、金曜日 13:00~17:00
土曜日 9:00~12:00
心臓血管外科部長兼下肢静脈留センター長 金澤成雄