医療法人社団 一陽会　服部病院

基本方針

1. 笑顔と思いやりのあるチーム医療により、利用者の皆さんに寄り添った最善のリハビリテーションサービスを提供します。
2. 医療専門職としての役割と責任を自覚し、絶えず自己研鑽を重ね、リハビリテーションサービスの質の向上を追求します。
3. 豊かな人間性と思いやりのある心を育み、活気があり働きがいのある職場づくりに取り組みます。

実績（入院、2022.4～2024.3）

当院では、脳血管疾患（脳出血や脳梗塞など）や運動器疾患（骨折や変形性関節症など）、そして「生活不活発病」とも言われる廃用症候群などの方を対象として、リハビリテーションスタッフが疾患や病状に合わせて必要な介入を行います。

教育・研修

• 新任職員研修
  （当院では新しいスタッフのスムーズな業務への導入に配慮しています）
• 部署内勉強会
  （全体勉強会、チーム勉強会、ケースカンファレンス、作業療法研修会など）
• オンラインによる動画視聴研修
• OJT（認定理学療法士取得者等による臨床指導）
• 院内での職員を対象とした研修会
• 院外の研修会・講習会・学術大会への参加　　など

【部署内全体勉強会】

資格取得・修了認定

• 認定理学療法士（脳卒中、運動器）
• 3学会合同呼吸療法認定士
• 福祉住環境コーディネーター2級　
• 終末期ケア専門士　
• 臨床実習指導者講習会　
• FIM講習会　
• 認知症対応能力向上研修　　など

臨床実習生の受入れ

• 岡山医療専門職大学
• 沖縄リハビリテーション学院
• 甲南女子大学
• 神戸医療福祉専門学校 三田校
• 神戸学院大学
• 神戸国際大学
• 神戸総合医療専門学校
• 姫路ハーベスト医療福祉専門学校　　など

急性期・維持期担当

　急性期病棟では２次的合併症の予防、ADL（日常生活動作）の向上につながるようなリハビリテーションを行い、早期の離床を目指します。また、地域包括ケア病棟ではリハビリカンファレンスにおいて多職種で情報を共有し、退院支援や在宅生活に戻るためのサポートを全力で行います。そして、必要に応じて午前・夜間での外来通院リハビリテーションも行っています。

【１階リハビリテーション室（急性期・維持期担当）】

回復期担当

　在宅復帰を目標として、リハビリテーションスタッフは病棟スタッフや管理栄養士などとチーム医療を実施し、集中的なリハビリテーションを365日体制で行っています。利用者の皆さんが安心して退院後の生活を送れるように家屋調査や福祉用具（車いすや歩行器など）の選定も行います。

在宅担当（通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション）

　通所リハビリテーションでは、在宅での生活をサポートし心身の機能維持と回復を支援するために、個別のリハビリテーションや機械リハビリ、そしてレクリエーション活動などを行っています。また、通院することが難しい利用者の方には、訪問リハビリテーションを行い、実際の生活環境に応じたサービスを提供して日常生活の自立支援を行っています。

スタッフからのメッセージ

回復期担当8年目

当院では急性期、回復期、デイケアと３つの期間をみることができるため、自分の興味のある分野を活かして働くことができます。リハビリの対象患者さんの幅も広いのでやりがいがあります。

病院見学をした際に、患者さんはもちろんリハビリスタッフが笑顔で楽しそうに働いているのがとても印象的でした。スタッフの仲が良く、上司と部下といった堅苦しい雰囲気もなく働きやすい環境で、田舎ならではの落ち着いた雰囲気の中、明るく楽しい職場だと思います。

回復期担当5年目

リハビリが効果を発揮して、「座る、立つ、歩く」など基本動作をはじめとする身体機能が回復した時にはやりがいを感じます。また、患者さんが笑顔で退院される姿をみられるのもリハビリスタッフとしてのやりがいです。

アットホームな職場で、仕事上分からないことがあっても一人で悩まずに周りに聞ける雰囲気があり、不安を抱えたまま仕事をすることが少ないので勤務し続けられます。地域に密着した病院で、患者さんとの距離が近く、退院後の訪問リハビリや通所リハビリなどにも力を入れています。

急性期・維持期担当4年目

リハビリスタッフとしてのやりがいは、寝たきりの患者さんがリハビリをして歩けるようになり、笑顔で退院することです。

当院では急性期、回復期、通所リハビリがあり、疾患も脳神経外科、外科、内科、整形外科などがあり、様々な経験ができると思います。リハビリで分からないことは先輩に気軽に相談でき、週に1回の整形カンファレンスでは、医師と一緒にレントゲンを使って担当患者さんのことを深く知ることができます。

みんな個性があり、和気あいあいとして仕事に取り組める職場です。